恩師その後2

Catalyst2007-03-24

◆花とお菓子を持って、先生の自宅最寄駅へ。先生が改札口で出迎えてくださる。すこしやせ、歩くのもゆっくりだがまずはお元気そうな様子にホッとする。自宅にうかがい、奥様の出迎えを受ける。奥様はもともとお嬢さんらしさを失わない、軽やかな人。変わらぬ様子に安堵する。


◆奥様は12月に乳がんが骨に転移。もともと入院を予定していた先生と二人して入院ということになったらしい。癌は背骨に転移し、骨がとけかかった状況で神経が圧迫され激しい痛みを伴う状態。入院期間中は、痛みを抑えるためのモルヒネを適切に処方するために、さまざまな薬を投薬し、ようやく、痛みは抑えられるが意識は保てる薬の配合が見つかったとのこと。自宅で生活をしている今は、ゲル状になった薬を湿布のように体に貼り、3日ごとに張り替えている。家の中では簡単な家事をしたり歩いたりできるが、屋外は不安で歩けない。家の中でもモルヒネが効くのか、眠ることが多いという。私がお邪魔したときも、お茶とイチゴを出していただいたが、その後は寝室で休んでおられた。


◆写真は先生とよく行った曽根駅前タンネの今の姿