恩師からの電話

◆昨夜、恩師から電話があった。
11月下旬に生前葬を行う恩師。
生前葬への出席通知に添えた手紙と、
一緒に私が編集している本を送ったので
それに対するお礼の電話。


◆手紙を受け取ったのは10月初旬だったが
その頃、体調を崩して入院、小さな手術をしていたので
手紙は病院で読んだこと、体がなかなか戻らず
返事はかけそうにないこと、
なので、電話でお礼を伝えたくてという内容でした
「体はだめだけど、気持は元気で軽やかだから
心配しないで。(生前葬で)あえるのを楽しみにしているよ」
と穏やかな声でした


生前葬の通知をいただいたとき、
何度も電話をしようと思ったけれど、
怖くて怖くて、かけれなかった。
と、先生に話しながら、涙がとまらなかった。
何を話してよいのかもわからなかった。


◆教え子である私が、元気でいること
小さな歩みであっても、日々、成長してゆくこと
そんなことがきっと先生への感謝になると思う。
先生が少しでも長く、豊かな時間をすごされるように
祈りたいと思う