機関車先生は、瀬戸内少年野球団なのね

今日は伊集院静の「機関車先生」を読了
機関車先生 (講談社文庫)


これは、瀬戸内少年野球団だ。
まさしく、そのもの。

24の瞳、瀬戸内少年野球団機関車先生
これらはともに、瀬戸内の小さな島の学校に、
ある日、臨時教員が赴任してきて
子どもたちと交流し、やがて去っていく話。

定番を、いかに、きちんと子どもたちの心情や
先生の心情を書き込みつつ、豊かな自然も書いて
仕上げていくかがポイントなんだろうと、ふと思う

その点では、伊集院静は、さすがにプロ
非常に丹念に、丁寧に書かれていた

で、面白かったかどうかというと
ま、定番だからな
というのが正直なところ。

泣かせるパートでは、泣きそうになるし
はらはらさせる場面では、はらはらした

さてさて、
受験本読書週間も、あとは手塚治虫で、一区切り