決算

今年も後わずかをのこすばかりとなりました。
毎年、この時期になるとすることがあります。
それは、この一年を思い起こし、仕事を通して私が得たものと、
同じく仕事を通して私が貢献したものとを棚卸をすることです。

仕事上で私がもらったもの、お目にかかった方々から私が得たもの、
これを私の借り方とするならば、
仕事上で私が出したアウトプット、お会いした方々に私が提供できたものは
貸し方と位置づけることができます。

社会人になって20数年がたちますが、
この、貸し方・借り方を比べる際に、私なりの基準を設けてきました。
それは、貸し方が20%程度、多い状態で決算をしたいということです。
経験・機会から得たものよりも2割程度、自分が提供するものが多い状態でいたいと思ってきました。

さて、この基準で私の一年を振り返ると、
残念ながら今年は及第点には及ばないように思います。
この一年、多くの方々にお目にかかり、多くの学びの機会を得ました。
これらを通して私が得たものに対して充分にお返しができていない自分を認識します。

年の功でしょうか、
今は、そのことに感謝し、あせらずにゆっくりお返しをしてゆきたいと考えています。