ゲド戦記
◆ル=グウィンの映画評が出た!
http://www.ursulakleguin.com/GedoSenkiResponse.html
映画化を許した著作者にできることはあまりないのよといいつつ、かなり辛らつ。でも同感。
- 今回の件、映画化にいたるいきさつ:
原作者は宮崎駿に監督をして欲しかったが、彼が引退するため息子の吾朗にさせたいと言われた。
新人の吾朗が監督するが、駿のコントロールの下で作成すると説明されたと理解している
- 原作者が本音をネットで公開するにいたったいきさつ:
吾朗監督に個人的に映画の感想を聞かれ答えたコメントが断りなしに彼のブログに公開された
を考えると、
契約や言葉の重みに対する理解の差を感じる。海外とビジネスが出来ないサラリーマンの典型みたいだ。
鈴木プロデューサーの責任は重い。
◆ル=グウィンのコメントを読みながら、リーマンの私としては、
- 今後、訴訟に発展する可能性はどれくらいあるかが気になるし
- 今回のル=グウィンのコメントに対して吾朗監督の監督日記でどう対応すべきかが、広報担当としては気になる
- 鈴木プロデューサーの今後の処遇も気になるし
- 原作者の感想を受けてスポンサーの宣伝部長の今後の対応も気になるし
なんだか他人事ではなく、ドキドキしちゃいました。
ル=グウィン側の動きはこれで終わるのだろうか。第二弾とかあったりして。