メルマガ

仕事で月刊のメールマガジンの編集人をしています
会社のWEBに載せた新コンテンツの紹介やイベント案内、
などを、毎月、顔の見えない読者にむけて送ります

担当することになって、他社のメルマガも購読して読むようにしているのですが
いろんなタイプがありますね
編集人が前面にでてくるもの、
コンテンツのURLとタイトルだけを並べたもの
思わず読んでみようかなと思わせるようなリードがついているもの
さまざまです

書籍や雑誌などの編集を担当した時期があり、
顔の見えない人たちに対して、
何かを伝えていくことの難しさは知っているのですが
メルマガも同じですね。
誰かを読者と想定して、その人に向けて文章を書き、
伝えたい思いを、自分の中で醸成していくこと。
そこが大事だなと思います

メルマガを担当して思うのは、難しいのは同じだけど
反応が早いので、修正もしやすいという点でしょうか
わずか数行の編集後記や特集へのリードに対して
きちんと返信がきたり、こういう風に読んでくれるといいなと
思ったとおりのアクセスがあったり。

こういうときはとてもうれしくなります
決して、自分の思い通りになったというような傲慢な気持ちではなく
なんというか、見えない読者と一緒にメディアをつくっているような
そんな気持ちになるからです

ほんの数行でしかない文章にも、思いを込めて書いている人がいて
ほんの数行でしかない文章を、ちゃんと読んで、何かを感じ取ってくださる方がいる
そういうやりとりが、次もがんばろうという気持ちにさせてくれます