ロードオブザリング鑑賞会

Catalyst2008-01-03

◆娘のたっての希望で、ロードオブザリングのDVD(エクステンディッドバージョン)3本を一日で見ることになった。映画館での一気上映みたいにしてほしいというリクエストなので、前日に食料を仕入れこむ。朝8時から上映開始。DVDの入れ替えのたびに休憩をいれたので、終わったのは21時過ぎ。見ごたえありました。満腹、満腹。


◆見終えて改めて思うのは、監督は指輪をよく読みこんでいるということ。単に指輪物語を映像化しただけでなく、指輪にはかかれていないが、おそらくこういう感情の流れがあったのだろうと思われることを組み入れている。たとえばボロミア。原作では彼自身の心の動きは書かれていないが、権力への執着が強く自制心の弱い種としての人間と、最後に人としての誇りを取り戻すまでのボロミアの心の動きをよく描いている。原作にないシーンも多いが、書かれていないけれども、こういうことでしょ?という監督の読み取りが見える。


◆無論、映像もすばらしい。第一部のモリアのシーン、第二部の合戦のシーン、第三部の”のろし”のシーンが特に好きだ。ホビットの映画化も楽しみだ。