グライダー乗りました♪

Catalyst2007-12-10

◆昨日、生まれて初めてグライダーに乗せてもらいました!感激。昨日の関東平野は、快晴。この時期にしては暖かく、大利根飛行場の河原は、芝生のにおいと、どこかの焚き火の香りがかすかにする、穏やかな冬の日。飛行場から少し離れたところに上昇気流を示す雲底が平らになった段々雲が見えていましたが、グライダーに乗せてくれた友人によると、その分だけ飛行場のあたりは気流がダウンしているのだとかで、飛行条件としては良くはない。期待のサーマルはありませんでした。


◆私が乗った機体はデュオデイスカス。本当に美しい。両翼が微妙に3つのパートに曲がっていて、直線じゃない。しかも、先に行くほど薄くなっていて、先端はスッと上に曲がっててなんと美しいフォルム。同行してくれた友人から「緊張してる?」と何度も聞かれたけれど、不思議と緊張はしなくて、「デュオはきれいだなぁ」「河原の芝生はいいにおいだなぁ」と、わくわくしているうちに、「ま、(上昇気流を)探しながらいきますか」という友人のノンビリした声にさそわれ、早速、パラシュート兼座席シートを着装し、機体に乗り込みました。


◆機体に乗り込み、友人から計器の説明、着陸・離陸の時に私がする作業の説明など、テキパキと指導を受け、いよいよ曳航機に引かれて離陸。重力を感じない「ふわっ」とした離陸でした。曳航機に引かれて2000フィート、さらに3000フィートまであがりました。そして、曳航機とグライダーをつなぐ紐が離れるやいなや、機体はぐーんと旋回、その瞬間、お日様の光が斜めから差し込んで地上の畑と川の緑がぐっと視界に入ってきました。なんと美しい。


◆本当に、関東平野は美しかった。真下に広がる畑や家はいうに及ばず、遠くに見える筑波山印旛沼、成田空港、青く輝く霞ヶ浦、畑を縫うように流れる川、そして千葉のビル群の向こうに見える東京湾関東平野はこんなに広いものなのか、地上にはこんなに美しい色が溢れているのか、そして、川や海が太陽に光る風景がこれほど美しいものなのかと、はじめて感じたフライトでした。