恩師その後

◆恩師からメールが届く。
抗がん剤で38度から39度台の熱が続いているが、それでも「元気」だとのこと。ガンになってから二度目の夏が迎えられたことが嬉しいと書いてあった。私もそう思う。夏のエネルギーは余命いくばくもない恩師には酷だろうと思うが、そのむごさも生きている証としていとおしいと思うのだろうか。私には実感できないことであるが推測はできる。人が死んでしまう生き物であると言うのは、割に合わない、つまらないものだと思う。