従業員満足度調査

従業員満足度調査を実施した。これは、今の仕事、職場、上司、経営者への満足度を聞き、さらに現在の業務量の負荷も問う。単なる満足度だけではなく、従業員が何を重視しているのかも聞く。結果は、全社、組織ごとに集計され、それぞれの責任者に渡される。単に得点の高低を問題にしても意味が無く、従業員が何を重視しているのか、高い点は高い点で、低い点は低い点で日々の実務の中で何が相当しているかを考え、マネジメントに生かすようにと言われる。


◆さて、私のグループはどうか。有り難いことに全項目で高い点をつけている(やっぱり、人ですから気になりますわよね。)上司評価も高くつけてもらっており、これはありがたいような、身が引き締まるような思いがする。とはいえ、細かく見ていくと気になる点も多い。高いレンジの中での上下ではあるが、特徴を見てみると

  1. 全般的に、経営層や会社へのロイヤルティが非常に高い⇔しかしながら、会社の人事施策(とくに人材開発とワーク・ライフバランス)への評価は”高い”レベル。
  2. 会社の将来性についても楽観的
  3. 仕事での充実感は高い。これは、彼らが自律性を重視し、自分の業務の全体像を把握することや意味づけを知ることを重視しており、今の業務でそれらが満たされていることによるものらしい⇔仕事での充実感は非常に高いが、適応感(自分らしさを生かせているか、自分の能力を十分に発揮できているか)は”高い”レベル。う〜ん、そうかぁ。これはよく考えなきゃ。
  4. また、職場は連携をとることで効率化を図ることを求めており、これも彼らが重視している点を満たしている。職場内の対人関係も良好で、率直なコミュニケーションがとられ、結束力も高い。職場への満足感は文句無く非常に高い。
  5. 負担感はというと、問題のあるレベルは何も無いが、あえていうならば、新たな業務が多かったり、責任の重さを感じたり、仕事の負荷が重く生活のなかで仕事の占める割合が多くなってきていることを器具している風も見受けられるし、その一方で、一部にはマンネリを感じはじめている気配もありそうだ。

モザイクの中から何を抽出して1月以降のマネジメントに生かすか。