BrooksBrothers

Goldman Sachs*1を読むと、ワシントンに急な出張をしたスタッフが身の回りのものを何も持たずに直行し、そのままずっと缶詰になるシーンがある。そのとき、彼らが下着から換えのシャツやスーツを調達するのはBrooks Brothersだと書いてあった。初めてこの本を読んだ時、カッコイイなぁとミーハーに思うと同時に、ブランドっていうのはこういうことを言うんだなぁと思った。Brooks Brothersを着る人というもののイメージがきちんと確立していて、記号と化している。だからどのような状況であっても異なるブランドの服を着ることはないし、ショップ側もこのブランドを着るにふさわしい人がいるであろう場所にはきちんとショップを構える。とても簡単、シンプル。


◆この本を読むよりずっと昔から私はBrooksのファン。オフィスではスーツを着ているのでビジネススーツは私にとって必需品。NY生活の当時はAnn Taylorをもっぱら使っていたが、その一方でBrooksのブレザーやシャツが好きだった。Ann Taylorと比べると当時のBrooksはちょっと古くてイモっぽかったのが良い点でもあり難点でもあった。90年代半ばころかBrooksが今風な要素を取り入れはじめた。5thに大きなショップを出した頃と重なるように思う。


◆その後、NY出張生活から足を洗ってから、スーツをどこで調達すればよいものか、随分悩み、手持ちのAnn Taylorを使いまわしていたが、所詮アメリカものなので縫製も生地も弱く、特に裏地が弱くて困っていた。


◆Brooksの専門店で女性物のビジネススーツを物色。パンツ・スカート・ジャケットのスーツを2着、シャツを1枚、合計7点をお買い上げ。はぁ〜これで悩まなくてすむ。よかったぁ

Goldman Sachs

Goldman Sachs

Goldman Sachs

*1:この本には若き日のRubinの写真が1枚だけ入っている。Rubinのなんとステキなこと!そして、時はなんて残酷なんでしょ。はぁ〜