銀閣寺
◆ひょんなことから、昨年と同じく、奈良明日香に行くことになった。のはいいのだけど、初日が雨らしいということで、二日は京都散策にルートを変更。10時前に京都に到着。曇り空だけど、雲の切れ目に青空も覗くまずまずの天候。京都駅前から100系統のバスにのって銀閣寺へ。
◆銀閣は小学校の遠足以来かも。銀閣そのものよりも庭園のコケや杉を見ながらのんびりと歩く。晴天ではない、曇り空の今日の天気がまさしくぴったり。適度な湿気がコケの色をきれいに見せて、銀閣日和。
◆銀閣寺から哲学の道へ。途中でカフェ テラッツアで昼食。ここは京都大学の裏手にあたるためか、なんだか観光客よりも、学生かずっと前から学生という感じの人が多い。40代くらいの男性3人がランチをたべつつ何かを話しているなぁと思っていたら、「山田(仮名)マルクスは所詮だめでしょ」と話し出した。う〜む。こじゃれたランチを食べつつもマルクスを語るのは、ここしかない風景かも。というわけで、このカフェ、かなりいいです。疎水べりでなんとなく古くておしゃれで、店のなかはジャズが流れてて、マスターと思しき壮年の男性も枯れた感じでおしゃれ。とても趣味を感じるし、おいしい。と、思ったらなんと、前オーナーは渡辺千萬子だったらしい。
- 作者: 谷崎潤一郎,渡辺千萬子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: 文庫
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◆哲学の道から町中に入って、今度は祇園を抜けて清水へ。『清水へ祇園をよぎる櫻月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき』ですね、こりゃ。清水は結構な人。舞台から眺める新緑が色とりどりでとてもきれいでした。写真は祇園。