サムの兎シチュー

指輪物語のサムが作るシチュー。
兎肉の代わりに骨付き鶏肉をにんにくとオリーブオイルで
焦げ目がつくまで炒める。
鍋に、鶏肉、たまねぎ、にんじん、ジャガイモ、セロリ、
マッシュルーム、あとはトマトを加え、最後に押麦をいれて。
ハーブはもちろん、月桂樹に生のセージとタイム。
言うに及ばないが、もちろんパンも。
バターの代わりに冷蔵庫にあったサワークリームをつけてもおいしいかも
ジャガイモもなかったサムのシチューと比べると
なんだかずいぶん贅沢かも・・・ゴメンね

Of Herbs and Stewed Rabbt
ホビットが兎料理に要るものはと、」かれは独り言をいいました。「香り草少々に根菜と、 とりわけじゃががいいんだがなあ――パンは言うに及ばずだ。香り草はどうやら手に入りそうだ。」
「ゴクリ!」彼はやさしく呼びました。「三度目の正直だで。香り草が少し欲しい。」
羊歯の間からゴクリの頭がのぞきました。しかしその顔は手をかしてくれそうでもなく、愛想もよくありませんでした。「月桂樹の葉二、三枚と、タイムとセージが少しあればいいんだが――この湯が煮立つ前にほしいな。」とサムがいいました。
指輪物語 二つの塔(下)』