関西旅行 大阪が先をゆくこと

Catalyst2005-05-08

今回の大阪・京都・奈良の関西旅行で気づいたことがいくつか。
一つは禁煙化が一層促進されていること
もう一つが、この”女性専用車両”というもの

禁煙化の促進に関しては、もともと私は、
大阪を「スモーカーの国」というイメージで見ていたので、
いささかバイアスがかかっているかもしれない。
しかし、東京とくらべても、
同じかもしくはさらに進んでいるのかもしれないと感じた。


もう一つの女性専用車両
これには戸惑った。
私が電車に乗ったのは、
休日もしくは平日のラッシュアワー外の時間帯なので
女性専用車両でも男性がのってもいい時間帯だったのだけど
どうも、乗りにくいような、気まずいような雰囲気が漂う。

どうやら関東でも導入されるらしい。
痴漢の被害から女性を守るためということのようだが
女性である私自身は、どうも居心地の悪さを感じる


全車両に対する女性専用車両比率は
どうやって決めるのだろう?
仕事を持つ女性の比率?
勤務比率が変わると女性車両も増える?
普通車両に乗ってる女性が痴漢の被害にあったときは
どうなるの?

冗談はともかく、なんか変じゃないかな?
どこかに無理や不自然がある

私は、一方的に守られるという状況に、
なじめないものを感じる

”女性を守るため”だよと、
専用の”バラのオリ”に入って通勤し、
会社ののなかでも”女性を守るため”と称して
居心地のよい”別レール”に乗せられるような気がして
どうも、うさんくさいものを感じてしまう。

別レールに乗ることを悪いというわけではない
ただ、私は、自分で「選択」したい。
うそだましで、誘導されるのはゴメンだ

男女雇用機会均等法の施行以前から働いている
女性たちに特有の、
肩肘はった、うがった見方なのだろうか


http://www.asahi.com/national/update/0508/TKY200505080129.html?t