本棚整理

◆2部屋に分かれた本棚。同じ作家の本は近くに、似た系統のものは近くに、と思ってはいるものの、なかなか整理ができなかった。昨日、好きな少女漫画だけを本棚にまとめたことをきっかけに、2部屋の本棚を整理することになった。大島弓子萩尾望都吉田秋生佐藤史生、(毛色は異なるけど大好きな)ますむらひろしを1本の本棚にまとめて、大好き棚に。よしながふみ岡野玲子、倉田江美、鳥図明児まではこの本棚に入れる。くらもちふさこまでは入れてもいいけど、吉野朔美はこの棚には入れない。くらもちふさこと倉田江美だとどっちにしようか、鳥図明児は僅差だなぁ、なんて、評価しながら並べ替えるのも楽しい。


◆分散していた本を整理したら、4月に亡くなった佐藤史生の作品がほぼすべてそろっていたことに気づく。亡くなった作家の作品はもう増えることがない。それは寂しいことだと改めて感じる。これ以上増えることの無い佐藤史生の作品を何冊も抱えてソファーに横になる。佐藤はSF色が強い作風で、絵はうまくないが、力強い線で独特の世界を描く。


◆代表作の一つ『ワン・ゼロ』は1986年の作品だったことに驚く。寡作な人だったのだけど、これだけ世の中が大きく変化している時代にもう少し長く生きて描いて欲しかったと思う。

ワン・ゼロ 1 (プチフラワーコミックス)

ワン・ゼロ 1 (プチフラワーコミックス)